得する保険の相談

保険の相談はなぜ無料なの?

はじめに

今、日本には多くの保険相談のできる保険ショップが多くあります。この多くの保険ショップが

お客さんに保険の説明をして→申込書を書いてもらい→保険の手続きを完了するところまで、すべて「無料」おこなってくれます。

もちろん彼らはボランティアであなたに保険を説明をしているのではなく、「仕事」としてお給料をもらいながら、あなたに保険の説明をしているのです。

この記事では、なぜ保険ショップの人は保険を無料で説明してくれるのかをわかりやすく説明していきます。

保険代理店の利益は「代理店手数料」

保険ショップが何でお金を稼いでいるかというと「代理店手数料」というものが収入源となっています。

保険という商品は保険のメーカーである「保険会社」が作っている商品です。

この保険会社作った商品を保険会社の代わりに販売するのが保険代理店と言われる街にある「保険ショップ」なのです。

保険ショップの人があなたに保険を説明して、あなたが保険に入り、毎月保険に対するお金(保険料)を払う。

この保険料の一部から「代理店手数料」が保険代理店である保険ショップに支払われることで、保険ショップがお金を稼ぐことができるわけです。

この保険会社→保険代理店に手数料が支払われる仕組みのため「保険相談無料」とすることができるのです。

強く勧めてくる保険は手数料が高いことを疑いましょう!

代理店手数料は保険会社・保険商品・保険会社から保険代理店への評価などによって代理店手数料はかわります。

加えて、保険会社が新商品を発売した時には、販売キャンペーンとして新商品の代理店手数料を引き上げることがあります。

そのため、売り上げを多く得たい保険代理店は、あなたが保険ショップに相談に来た時にはこの代理店手数料の高い「新商品」を勧めてくることでしょう。

もちろん2016年に保険を販売するための法律が変わってからは保険の販売が保険商品を一方的に強く勧めることは禁止されました。

もし、あなたが保険の相談のために保険ショップを訪れた時に、理由なく強く勧められる保険商品がある場合には「この商品は代理店手数料が高いのかもな」

と疑ってみましょう。もちろん口に出して、保険を説明してくれている人に伝えなくてもよいのですが、「別の保険の良いところも教えてください」と聞いてみて、本当に自分に合っている保険はどちらなのかを考えてみましょう。

一つ保険に入ると翌年に別の保険を勧められる理由

ある保険ショップで保険い加入すると、翌年のあなたの誕生日近くになると、「誕生日を迎えて保険料が高くなる前にぜひ○○保険を検討してみてください」というお手紙が届くことがあります。

これは、生命保険や医療保険を売る保険代理店が代理店手数料をもらうための仕組みが関係しています。

生命保険や医療保険を販売する代理店の多くが「L字型」という方式で代理店手数料を保険会社からもらっています。

このL字型というのは1年目の代理店手数料はたくさんもらえて、次の年からの代理店手数料はほぼなくなってしまうという代理店手数料の受け取り方法です。

例で説明すると、

あなたが今年A店というお店で保険に加入して、1年間の保険料は12万円払うとします。

A店の代理店手数料の受け取り方式は「L字型」のため、

今年の代理店手数料は1年間の保険料のうちの80%がもらえます。これを式で計算すると

12万円×80%=9万6千円となります。

これがあなたに保険を説明した、保険ショップの「今年」の収入です。

次の年はどうでしょうか?

先ほども説明したように代理店手数料の受け取り方式は「L字型」のため、次の年からもらえる代理店手数料はあなたの保険料に対して10%だけとなります。

12万円×10%=1万2千円

です。最初の年にもらえていた代理店手数料から8万4千円も減ってしまいました。

多くのほけん代理店がこの受け取り方式のため、毎年毎年一定の売り上げをあげるためには、新しいお客さんに保険に入ってもらったり、すでに保険に入ってもらったお客さんにも別の保険に入ってもらえるよう勧めるのです。

まさに動いてないと死んでしまうマグロのような状態が保険ショップを営業しているかぎりずっと続くのです。

手数料を開示しているところも多くあります!

最近では保険に加入する側のお客さんにもこの代理店手数料制度はかなり知られているため、銀行や大手の保険代理店では体制整備の一環としてこの代理店手数料をお客さんに開示してから保険の説明を行ってくれるところがあります。

代理店手数料を開示してくれている状態で保険を説明してもらえれば「手数料が高いから」売っている商品かどうかはすぐにわかってしまいます。

そのため、お客さんにとってはより「自分に合った保険」を提案してもらえることとなります。

まとめ

代理店手数料は保険ショップの売り上げの要です。

そのため、一つの企業として売り上げを多く上げるために手数料の高い商品に偏った販売をすることがあります。

2016年の保険業法改正によってそのようなことをさせないように保険を販売するときの法律はより厳しくなりました。

しかし、まだまだこの法律は徹底されておらず、一部の商品に偏った保険販売がされているのが現状です。

もしあなたが保険の説明を聞いて「おかしい」「ひとつの商品だけグイグイ勧めてくる」ことがあれば、思い切って「これって手数料高いんですか?」と聞いてみましょう。

きっと、この人は保険の裏側を知っている人だと思い、丁寧な説明をしてくれるようになります。

保険を検討される際はこの記事の内容を頭の隅に入れて、保険の話を聞いてみてください。