自動車保険

自動車保険の契約者が死亡した場合に保険は継続できるの?

車

はじめに

自動車保険の契約者が病気などで、突然亡くなってしまうことがあります。

そんな時に、契約者の団体割引が使えていて保険料が安くなっているとか、無事故で20等級だから保険料の安いこのまま保険を継続したいなど、多くの理由で保険契約をそのままにしておきたいという依頼があります。

この記事では、そんな自動車保険の契約者が突然亡くなってしまった時に自動車保険はそのまま継続できるかを解説していきます。

自動車保険を継続できる場合

自動車保険をもとの契約者が亡くなってしまった時に継続できるのは、保険の更新前までです。

加えて、「契約者」の項目や「被保険者(主に車を運転する人)」の項目はどの保険会社でも「告知事項」となっています。

「告知事項」となっている項目はその情報が変更となった場合にはすぐに保険会社に報告しなければいけない項目のことです。

そのため、特に事故が起こっていない間は元の契約者が亡くなってしまった後に保険会社報告を行わなくても特に問題はありません。

しかし、いざ事故が起こってしまった時に実際の契約者と保険契約者の名義が違う場合には、事故対応や事故後の保えん金支払いが遅れてしまう場合があります。

特に理由がない場合は元の契約者が亡くなってしまった場合にはすぐに保険契約者を変更する手続きを行いましょう。

自動車保険を継続できない場合

元の契約者が亡くなってしまった後も契約者の変更手続きをせずに過ごすことは事故がなければ実態上は可能です。

しかし、それでも変えねければいけないタイミングがやってきます。

それは

「保険の更新の時」

です。なぜなら保険の更新を行う時には「契約者の署名」が必須だからです。

署名欄には契約者の直筆の署名を必ずもらう必要があり、代わりの誰かが代理で記入することは禁止されています。

代筆が判明した場合、契約の取り消しや、保険会社が契約を引き受けてくれない「引受不可」などになってしまいます。

更新の申し込み書に代筆で署名して契約を更新することは絶対にやめましょう。

等級の引継ぎはできるの?

元の契約者が亡くなってしまった場合に契約を継続したい理由として、1番目に来るのが「等級を継続」したいからだと思います。

もし、契約者や被保険者を変更してしまったら等級が最初に戻ってしまうのではないかと心配してしまうことがあるかもしれませんが、安心してください。

あなたが元の契約者の家族であれば、契約者の変更や被保険者の変更を行っても契約を継続することはできます。

これはどの保険会社も共通して決めているルールです。

安心して契約者・被保険者の変更手続きを行いましょう。

 

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まとめ

元の契約者の方が亡くなってしまった時にその人の契約をそのままにしておけば得ができる状態というのは確かに存在します。

しかし、自動車保険はかなり厳格なルールの中で運用されているため、必ずしもあなたの都合のいいようにすることができません。

「わからないから」と放置はせずに、ネットで検索したり近くの保険ショップに相談に行ってみましょう。

厳格なルールの中で運用されているため、確実に確かな答えが返ってきます。

元の契約者の方が亡くなってしまった後のあなた達の生活を不便にさせないように、ルールに沿った正しい自動車保険の手続きをしていただければ幸いです。