得する保険の相談

保険のプロが入ってはいけない生命保険をわかりやすく解説します

世の中には多くの生命保険があります。

その保険の中にも加入するのを「おすすめする保険」と「おすすめしない保険」があります。今回紹介するのはこの「おすすめしない生命保険」です。

加入をおすすめしないのは以下の3つです。

1.かんぽ生命の新ながいきくん

2.日本の生命保険会社のアカウント型保険

3.外貨建て保険

この3つの保険に加入してしまうとかなりの確率で加入した人が存するようになっています。

しかし、それぞれの保険は当たり前のように「お金のたまる保険」「死後にすぐに使える保険」と言われて販売されています。

存することを避けるためにもこれらの保険に出会ったら加入しないよう気を付けるようにしましょう。

かんぽ生命の「新ながいきくん」に加入してはいけない理由

かんぽ生命の新ながいきくんに加入してはいけない理由は

「保険料が保険金額を上回ってしまうから」です。

死亡保険金額500万円にして、男性のそれぞれの年齢で保険料を確認してみます。

30代男性:月14,200円

40代男性:月21,300円

50代男性:月42,000円

一見年齢に見合った保険料にも感じられます。

しかし、いずれも60歳払い済みの契約です。それぞれの保険料を60歳まで払う総額で計算しなおすと

30代男性:14,200円×12ヵ月(1年)×30年=5,112,000円

40代男性:21,300円×12ヵ月(1年)×20年=5,112,000円

50代男性:42,000円×12ヵ月(1年)×10年=5,040,000円

いずれの場合も500万円の保険金額に対して払う保険料の方が上回ってしまっています。

これを言い換えると「保険料を払わないで貯金しておいた方が得」となります。保険を加入する時の基本は小さなお金で大きな保障を得ることです。

「保険料が高いな」と感じたら契約してしまう前に払うお金と「何かあった時に得られる」お金のバランスを考えて保険に加入しましょう。

日本の生命保険会社の「アカウント型保険」には入ってはいけない

アカウント型保険に加入してはいけない理由は、その勧誘方法と保障内容が非常にグレーであるためです。

アカウント型保険の勧誘方法として一般的な文句は「お金のたまる保険です」と言って保険に勧誘してきます。

この勧誘文句に乗せられて保険に入ってしまったが最後、毎月1万円の保険料を払っていてもお金のたまっている部分は「100円」だけということもざらにあります。

さらにアカウント型保険が悪質なのが、当初は保険料が上がらないなどの趣旨で勧誘をしていたのが、一定の年齢になると「このままでは保険料が上がってしまうので、貯蓄部分から取り崩して保険料を上がらないようにしませんか?」と言われます。

結果的に貯蓄部分でたまっていたお金は使われてしまい、当初「お金が貯まると言われて入った保険が最終的に1円も戻ってこない」という事態になってしまいます。

現在ではこのアカウント型保険の悪質性が広まったり、保険業法が改正されてお客様の意向に沿った保険を勧誘しなければいけない法律があるため、新規でアカウント型保険に加入する人は少なくなっています。

外貨が建て保険は「保険」でなく「運用商品」として考えよう

保険の販売員や保険カウンターに行くと「外貨建て保険」を案内されることがあります。

趣旨としては「年金保険」の一つとして並べられますが、その性質は通常の保険とはまったく異なるものです。

外貨建て保険はその名の通り「外貨」運用されます。

そのため1ドルいくらという為替レートが動くごとに預けているお金の価値が変わっていってしまうのです。

もちろん「円」が増える方向に動けば預けているお金も増えますが、為替がどちらの方向に動くかなど誰にも予測することはできません。

さらに外貨建て保険のデメリットとして挙げることができるのが「手数料」がかかることです。

保険に入るために「手数料」を払わなければならないという事は通常はあり得ません。

しかし、外貨建て保険の場合は「管理手数料」や「解約手数料」などがひかれてしまいます。

つまり、この保険を開始した時点から預けた資産はマイナスからスタートして、円が管理手数料+解約手数料のお金を越えてはじめて預けているお金がプラスになるのです。

これは保険ではなく「資産運用」です。

実際にこの保険を売っている方の多くは「為替」のことなどほとんど理解していません。

メリットばかりを提示されて入りたくなってしまう気持ちにもなるかと思いますが、一歩踏みとどまって「入らない」という選択肢も検討してください。